コラム COLUMN

インプラントは誰でも受けられるの？年齢制限や条件があるのか疑問を解決！

皆さん、こんにちは。

新中野駅より徒歩３分の「新中野フルヤ歯科」です。

インプラントは、歯を失った際に選択できる治療法の１つです。

入れ歯やブリッジが当たり前であった一昔と異なり、選択肢が増えたからこそ、お悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回はインプラント治療を受ける際の年齢制限や条件について詳しくご紹介していきたいと思います。

インプラント治療を受けるには年齢制限があり、１８歳未満の方はインプラント治療対象外となります。

また、年齢に上限はありません。
ご高齢の方であっても、以下の条件を満たしていればインプラント治療を受けることができます。

●顎の骨の状態が良好であること

●外科手術に耐えられる体力があること

●定期検診が可能であること

●特定の既往歴がないこと

インプラント治療は外科手術が必要になるので、以下のような既往歴のある方は、インプラント治療が難しい場合があります。詳しくは当院までお問い合わせください。

●心疾患

心筋梗塞、狭心症、不整脈、心不全などの疾患である場合、インプラント治療が難しいと診断されることがあります。

●脳血管障害

脳卒中や脳梗塞などの既往歴があった場合、後遺症の有無や度合いによっては、インプラント治療が難しいケースもあります。

●消化器疾患

胃・腸・肝臓等に疾患がある場合、インプラント治療が難しくなる可能性があります。

●腎機能障害

腎不全、腎障害がある場合は、治療後の回復に影響がでるため、インプラント手術はできません。

●骨粗しょう症

骨の密度が低い場合、インプラントと骨の結合が阻害されてしまう恐れもあり、病状が進行している場合などには、インプラント治療が難しいケースがあります。

●１型糖尿病

血糖コントロールが出来ていない場合、インプラントと骨の結合などに大きな影響がでてしまう恐れもあり、禁忌となるケースも少なくありません。

●血液疾患

白血病、血友病などの血液疾患である方は、インプラント手術は出血をともなうため、禁忌とされています。

またこの他にも、妊娠中の方、喫煙中の方、歯ぎしり・食いしばりがある方なども、インプラント治療を受けることが難しい場合がありますので、カウンセリング時にご相談ください。

インプラント治療は、自身の歯のように噛める喜びを再び得られる治療法です。

定期的なメンテナンスが必要で、調査によると１０～１５年維持できている累積生存率は上顎で９０％、下顎で９４％と高い数字となっています。

「入れ歯が合わない」、「しっかりと噛みたい」とお考えの方にインプラントはおすすめです。

インプラントをご検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

出典：厚生労働省委託事業「歯科保健医療情報収集等事業」