コラム COLUMN
インプラントと差し歯の違いとは?
皆さん、こんにちは。
新中野駅より徒歩3分の「新中野フルヤ歯科」です。
インプラントと差し歯って、何が違うの?
そんな疑問を、一度は抱いたことのある方が多いのではないのでしょうか。
この2つは混同しやすいですが、全く異なる治療法なのです。
ここでは、インプラントと差し歯の違いは何かについてお話しようと思います。
どちらも歯を失った場合に補う治療法ですが、この2つの大きな違いは 歯の根っこが残っているかどうか ということです。
インプラントはむし歯や歯周病などで完全に歯を失ってしまった場合に、人工的な歯で補う治療方法。
差し歯は、むし歯や歯周病などで神経を取った自分の歯に土台を立て、被せ物をする治療方法です。
●インプラントの特徴
インプラントは人工的な根っこになる部分を、歯ぐきに埋め込む必要があるので、外科手術が必要になってきます。
保険適用外なので費用がかかったり、外科手術を必要とするため患者さんの身体面の負担も少なからずかかってきたりしてしまいます。
しかし、インプラントは、天然歯のような自然な見た目と噛み心地を得られる、というのが最大のメリットです。
ご自身の歯とほとんど変わらないため、自然な仕上がりで美しく、違和感もありません。
定期的なメインテナンスをしっかりしていけば、生涯、ご自身の他の歯と変わらない感覚で生活できるのです。
お口はものを噛んだり、会話をしたり毎日使うものなので違和感がないことは嬉しいですよね。
●差し歯の特徴
差し歯は、保険適用の範囲内で治療ができるので、比較的リーズナブルですし、外科手術を必要としないので患者さんへの負担は少ないです。
一方で、自分の残った歯の根に処置をしていくので、インプラントより違和感が残りやすいというデメリットもあるのです。
かみ合わせで負担がかかってくると土台が割れたり、炎症を起こしてダメになってしまう可能性もあります。
しかし、費用はかかりますが、セラミックやジルコニアといった素材の被せ物も可能なので、見た目を自然にすることは可能です。
歯を完全に失った場合は、「インプラント」「入れ歯」「ブリッジ」のどれかで歯を補います。
ここまでインプラントと差し歯の違いをお話ししましたが、入れ歯やブリッジとの違いはどうなのでしょうか?
●入れ歯とインプラントの違い
入れ歯は一番なじみのあるものだと思いますが、インプラントと比べると、噛む力は劣り、厚さがあるため違和感があります。
金具を使用すると、見た目の美しさが欠けてしまいます。
インプラントは見た目もよく、しっかりとした噛み心地を得られます。
●ブリッジとインプラントの違い
ブリッジは、土台をつくるために、失った歯の両隣にある健康な歯を削る必要があります。
インプラントは独立しているので、隣接する健康な歯を削る必要がなく、他の歯への負担を心配する必要はありません。
新中野フルヤ歯科では歯科用CTを導入しており、立体映像で歯の根、神経・血管の位置、顎の骨の厚みなどを鮮明に把握できるようになっています。
患者さん一人ひとりのお口の中を診察し、適切な治療法をご提案させていただきますのでお気軽にご相談ください。
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