コラム COLUMN
インプラント術前に行う「CT検査」の重要性について
皆さん、こんにちは。
新中野駅より徒歩3分の「新中野フルヤ歯科」です。
歯科用CTというものがあることをご存じでしょうか。
皆さんがイメージするレントゲン撮影より、さらに精密な撮影ができ、治療に役立てることができる装置です。
今回は、そのCT検査の重要性についてお話していこうと思います。
レントゲン撮影は、肉眼では見えない歯や歯ぐきの中を確認するにはとても有効ですが、インプラント治療の術前検査においては完璧ではありません。
その大きな理由は、お口のまわりにたくさんの神経や血管が走っているからです。
歯科用CTは3D映像で神経や血管の位置、顎の骨の厚みなどを立体的かつ鮮明に映し出すことができる機器です。
レントゲン撮影だけではこれら全てを把握することはできず、このような時に活躍するのが歯科用CTなのです。
インプラント手術は、人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込む外科手術なので、神経や血管を傷つけない位置に埋め込む必要があります。
患者さんによっては、骨の厚みが薄く、厚みを持たせる「骨造成(こつぞうせい)」という処置が必要であったり、骨の密度が少なければ、埋め込む際のスピードを調整したりしなければなりません。
歯科用CTを使い、診査・診断することで、インプラントの埋入の方向や長さなどをあらかじめ決めることができ、治療の安全性と精度を高めます。
この、お口の領域に特化した歯科用CTは、口腔領域の診断に大きな力を発揮します。
インプラントだけではなく、根の治療、歯周病の診断、親知らずなど幅広い歯科治療で活用することができるのです。
新中野フルヤ歯科では、CTの設備に加えて、日本口腔インプラント学会の専門医の資格を持つ歯科医師が在籍しております。
納得いくまでご説明させていただきますので、お気軽にご相談ください。
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