コラム COLUMN
歯を抜けたままにしておいたら、どうしてダメなの?
皆さん、こんにちは。
新中野駅より徒歩3分の「新中野フルヤ歯科」です。
歯が抜けたまま放置していませんか?
「歯が抜けていても食事ができるから大丈夫!」
「見えないところだから気にならない」
「歯医者に通うのが面倒……」
さまざまな理由で、そのままにしている方もいらっしゃるかもしれませんね。
たしかに、歯が1本が無くてもすぐに生活に支障があるわけではありません。
しかし、抜けたところを補わずにいると危険です。
今回は抜けた歯を放置していたらどのような影響があるのかをお話ししようと思います。
1.歯が傾いてくる
歯は空いているスペースに動いたり傾いたりしていきます。
そのため、歯並びがガタガタしたり、出っ歯になったりします。
2.反対側の歯が伸びてくる
ご飯を食べるときは上下の歯でものを噛みますよね。
かみ合う歯がない場合、歯が浮いてきたり、伸びてきたりしてしまいます。
3.頭痛や肩こり、顎関節症の原因になる
このようにかみ合わせが乱れることで、口が開けにくい、顎からカクカク音が鳴る、顎が痛いという顎関節症の症状が現れることも多いです。
かみ合わせの悪さや、顎関節症によって頭痛や肩こりが慢性化することもあります。
4.むし歯や歯周病のリスクが高くなる
歯の隙間が大きくなるので、食べ物や汚れが溜まりやすくなってしまいます。
噛む回数も減って、唾液が少なくなるので、お口の自浄作用が低下し、むし歯菌や歯周病菌を繁殖させます。
5.顎の骨が痩せる
歯を支える歯槽骨は、歯があることが刺激となって維持されています。
この刺激がないと、徐々に歯を支える骨が痩せていってしまうのです。
これは、いずれインプラントをしたいと思ったときに問題になってきます。
インプラントは、埋めるための骨の量が十分にないと治療できません。
骨が痩せてしまうと、インプラントができなかったり、インプラント手術の時に骨を造る処置もあわせてしなければいけなくなったりしてしまうのです。
6.認知症のリスクが高まる
ものを噛むことで脳を刺激しますが、歯がないと脳への刺激もなくなり、認知症のリスクを高めてしまいます。
歯はものを噛む咀嚼(そしゃく)の働きだけではなく、いろいろな刺激を脳へ送る働きもあるのです。
歯を何らかの原因で失ってしまったら、たった1本で生活の支障がなくても、できるだけ早く歯を補いましょう。
歯を補うには、かぶせ物(ブリッジ)、入れ歯、インプラントがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
新中野フルヤ歯科では、歯科用CTを用いてより精密に、患者さまの一人一人のお口やライフスタイルに合わせた治療法をご提案させていただきます。
ぜひ、お気軽にご相談ください。
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